写真家・三橋康弘さんの写真展「鉄道と彼女と私の10年」が10月31日、両国ガイビル(墨田区横網1)内のピクトリコショップアンドギャラリーで始まった。
三橋さんは、2013(平成25)年に東京で初の個展を開いてから、「駅と彼女。」「電車を待つ彼女」などの鉄道ポートレート、鉄道車両の整備士などの裏方に注目した「鉄道を支える人たち」などの、さまざまな写真作品を発表してきた。
今回の個展は54点の作品を展示し、三橋さんの10年間の創作活動を振り返り、次の10年につなげていく趣旨で開催。期間中の11月3日には、写真家の青山裕企さんをゲストに迎えたトークイベントも予定している。
三橋さんは「大好きな鉄道を自分で撮りたくて、父のカメラを借りて撮り始めたのがきっかけだった。それからずっと、自分なりの鉄道写真を追い求めて撮り続けてきたことが、こうして形になってとてもうれしい。過去の作品や未発表カットも展示しているので、ぜひ足を運んでもらえたら」と呼びかける。
開場時間は11時~18時。入場無料。期間は11月4日まで。