墨田区内を流れる隅田川沿いの墨堤のソメイヨシノが見頃を迎えている。
墨堤の桜の歴史は古く、4代将軍徳川家綱が植樹させたのが始まりとされる。その後、8代将軍吉宗が100株の桜を植樹したことで桜の名所として有名になり、庶民の間で花見の習慣として定着した。
すみだリバーウォークから桜橋の並木はライトアップされ、区間内は模擬店も出るなど夜桜を楽しむ花見客でにぎわっていた。
中野区からやってきたという主婦は「久しぶりに桜を満喫できる春を心待ちにしていた。今日は日中は浅草観光を楽しみ、夜は隅田川沿いの夜桜を楽しんでいる。スカイツリーの夜景も楽しめるので得した気分」と話す。
ライトアップは18時30分~21時。7日まで。