世界各地の舞台で活動するタブラ奏者のアルナングシュ・チョウドリィさんの来日公演が6月9日、錦糸町のビーガンカフェ「SASAYA CAFE GALLELY」(東京都墨田区横川1)で6年ぶりに行われる。
当日は、シタール奏者のヨシダダイキチさんと北インド古典音楽を披露する。北インド古典音楽は、メロディーとリズムの2人の奏者で演奏。タブラとシタールは北インドの楽器で、タブラは木と金属でできた2種類の太鼓を用いる打楽器。シタールは日本でもなじみがある、こぶしが利いた音を奏でる、三味線や琵琶のルーツとなる弦楽器。
インドライブイベントを手掛けるNew Raga Acousticsの田平ヨシエさん「このイベントは日本とインドの文化交流として長年親しまれていたがコロナ禍で中断。皆さまからの熱いラブコールとアルナングシュさんの強い希望もあり、ようやく開催できてうれしい。アルナングシュさんとヨシダさんは20年近く、日本とインドで数多く共演している。息ぴったりの2人が瞬時につくり出す音の調和とフレッシュさを感じられる素晴らしい音楽を楽しんでほしい」と話す。
会場では、「カレー&スパイス伝道師」の渡辺玲さんが監修したビーガン料理を提供。当日は、演奏後にスペシャルワンプレートディナーも提供する。田平さんは「この日限りのスペシャルカレーも音楽と一緒に楽しんでほしい」と呼びかける。
15時30分開場、16時開演。料金は、コンサートのみ=4,300円 コンサート+ワンプレートディナー=6,500円。要事前申し込み。