食べる 見る・遊ぶ 買う

隅田公園で「寺島なす祭り」 おいしさ競う「なす1」グランプリも

てらたま協議会のメンバーと山本亨区長

てらたま協議会のメンバーと山本亨区長

  • 59

  •  

 墨田生まれの江戸野菜を楽しむイベント「第3回 寺島なす祭り」が7月21日、隅田公園(墨田区向島1)で行われる。主催はNPO法人「寺島・玉ノ井まちづくり協議会(てらたま協議会)」。

寺島なす

[広告]

 「寺島なす」の大きさは鶏卵ほどの小ぶりなサイズで、早生の品種としても知られる。江戸時代、隅田川沿いの寺島村(現在の墨田区東向島)を中心に栽培され、将軍にも献上されるなど、地域の特産品として有名だった江戸野菜。

 関東大震災後、宅地化による畑の減少で生産が途絶えてしまったが、90年ぶりに種子が発見されたことをきっかけに、同協議会のメンバーが中心となり「寺島なす復活プロジェクト」を立ち上げた。現在、墨田区内では「たもんじ交流農園」で栽培しており、勉強会や苗植えや収穫イベントを開いている。

 「寺島なす」普及の一環として行う同イベント。当日は「寺島なす」を使ったメニューを食べ比べして優勝を争う「N1(なす1)グランプリ」のほか、「寺島茄子之介音頭で盆踊り」「新鮮野菜のマルシェ」「青果リレーエキシビション」など、幅広い世代が楽しめるプログラムを用意する。

 開催時間は10時30分~17時。参加無料。荒天中止。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース