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錦糸町で「3M運動40周年祭」 ものづくり体験に親子連れらでにぎわう

ワークショップ参加者に指導する小さな硝子の本の博物館の村松栄理さん

ワークショップ参加者に指導する小さな硝子の本の博物館の村松栄理さん

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 墨田のものづくりの魅力を伝えるイベント「すみだ3M(スリーエム)運動40周年祭」が10月6日、すみだ産業会館(墨田区江東橋3)サンライズホールで行われている。

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 「すみだ3M運動」は、3つのM=博物館(Museum)、マイスター(Meister)、工房ショップ(Manufacturing shop)=を有機的につなぎ合わせ、墨田区の産業PRと地域活性化を図る事業。

 40周年を迎える今回は約50事業者が参加し、職人の技を体感できる「ワークショップ」と「技術実演」を行う。

 この日は40周年記念式典で幕開け。式典では山本亨墨田区長が「40年もの長きにわたって継続していることは、区長としても誇らしく感じている。この40年を機に各技術を持った方々の更なる発展を期待したいということと、ぜひこの墨田の勢いを発信していただきたい。は技術や伝統文化芸術、こうしたものを改めてまたブランディングしていくそんなことを皆さんと一緒に考えさせていただきたいと思っている」とあいさつ。

続いて3M運動PR実行委員会会長の片岡恭一さんのあいさつの後、山本区長、片岡さん、石広製作所の石田明雄さん、小さな硝子の本の博物館の村松栄理さんがテープカットを行い、40周年を祝った。

 会場に設けられた「写真ポスター展コーナー」では、2022年から写真家の山口規子さんが指導・開催している「職人を撮影するフォトツアー」で撮影した写真を展示、認定事業者が出展する体験ブースでは、職人による実演のほか、ワークショップが行われ、訪れた親子連れらが体験イベントを楽しんでいた。

 区内から訪れた親子連れは「親子でものづくり体験をできると聞いて、小学生の子どもと一緒に来た。ワークショップに参加して、墨田区がものづくりの町だということを親子で実感できてよかった。来年以降もまた参加したい」と話す。

  開催時間は11時~16時。入場無料。

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