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隅田公園で今年も「たき火」イベント 音楽ライブや星空観望会も

昨年の「焚き火アンビエンス」の様子

昨年の「焚き火アンビエンス」の様子

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 たき火を囲んで星空や音楽、多彩な企画を楽しむ冬のイベント「第31回そよかぜつながるフェス 焚き火アンビエンス2025」が1月26日、隅田公園(墨田区向島1)そよ風ひろばで開催される。

昨年の「焚き火アンビエンス」の様子

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 同園の活用促進を目的とした同イベント。墨田区商店街連合会と一般社団法人「墨田区観光協会」が連携し、同園を会場としたイベントを定期的に開いており、今回が31回目。「焚き火アンビエンス2025」は昨年に続き2回目の開催となる。

 開催の背景について、墨田区商店街連合会企画担当の多賀健太郎さんは「現在、公園などの公共空間でたき火をするのは非常に難しいが、区の理解と協力もあり、昨年に続いて実現できてうれしい。たき火には視覚的な癒やしや温かさと安心感を与えてくれるとともに、たき火を囲んで生まれるコミュニケーションがあり、より深く語り合えるきっかけを生み出す魅力がある。火をおこす作業や火を管理するプロセスを体験できることも、イベントのコンテンツとしてだけではなく、防災面でも意義深いこと」と話す

 会場にはたき火台を6台設置。「たき火ダイアログ」を行うほか、墨田区の火打石屋の伊勢公一商店などたき火関連の事業者も出店し、たき火の魅力を体験しながら学べる場を提供する。

 当日は、13時からの「Katsu」の演奏を皮切りに「路地裏ノ月盗団」(15時~)、あがた森魚さん(16時~、17時~)、akko(exp)さん(19時~)が焚き火に合う音楽ライブを行うほか、来場者がレコードを持参して音楽を流すことができるストリートレコードプレイヤーを設置する。

 日没後にはスターガーデンによる星空観望会を行う。18時~18時30分の星空レクチャーに続き、18時30分~19時30分に観望会を行う。東京ウォーターウェイズのナイトクルーズツアーでは、隅田川を巡る夜景体験が楽しめる。

 その他、移動図書館を展開する「PARADISEBOOKS」、アウトドア用品販売の「アウトフィッターマルシェ」、一般社団法人「SSK」による移動式遊び場、墨田区太鼓連盟の演舞体験などのプログラムを提供するほか、すみだ生涯学習センター(ユートリヤ)や墨田区産業共創施設(SIC)など施設とも連携し、地域の魅力を発信する。

 多賀さんは「たき火台は、区内のボーイスカウトの有志やイベントスタッフが管理するので、安心してたき火を楽しめる。音楽ライブやキッチンカーの出店もあり、たき火のある公園で思い思いの時間を過ごしてほしい」と参加を呼びかける。

 開催時間は11時~20時。参加無料。

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