
墨田区内の事業者が講師となって開講する少人数制のミニ講座「第5回すみだまちゼミ」が8月16日から開催される。主催は墨田区商店街連合会で、夏休み期間を含む約7週間のロング開催となる。
「まちゼミ」は、各店が会場となり、地域住民向けに講座を開くゼミ形式のイベント。講師は全て区内で営業する店主や事業者が務め、プロの知見や技術を生かした内容が特徴。店舗や店主の魅力を知ってもらい、来店やリピーター獲得につなげることを目的としている。
5回目となる今回は、講座数の上限を拡大。区内に事業拠点を持つ個人事業主や法人は最大6講座まで、大手企業や地域団体も最大3講座(各6回まで)実施可能となった。
過去、「名刺の作り方講座」「着物の解き方講座」「袋物博物館ツアー」など幅広いテーマの講座が行われ、親子やファミリー層にも人気だという。講座は無料が基本で、完全予約制。
現在、講座を開く参加事業者を募集している。参加希望の事業者は、5月に行われる説明会への参加が必要。
実行委員会の菊池和貴さんは「店に足を運ぶきっかけになり、まちとの接点が増えるイベント。講座を通じて店の魅力や価値に気づいてもらえる機会になる」とアピールする。