
東京スカイツリータウン(墨田区押上1)4階スカイアリーナで9月19日、「ノルウェーシーフードフェス2025」が始まった。主催はノルウェー大使館水産部。
今年で3回目となる同イベント。2025年はノルウェーサーモンが日本に初上陸してから40周年、「サバヌーヴォー」が登場してから5周年となる節目を記念し、オープニングセレモニーが行われた。
会場にはブースには鯖(さば)カツやサバパエリア、ラーメン、潮そば、鯖カツバーガーなど11店舗が出店。サーモンやサバを使った多彩なメニューを提供する。
ノルウェーサーモンは1980年代に国家プロジェクト「プロジェクトジャパン」によって日本に広がり、すし文化と融合して「サーモンずし」が誕生した。今では日本を代表するすしネタの一つとして世界にも広まっている。今年は節目を祝い、サーモンBBQに加え、初の試みとなるサーモンすしの無料配布を毎日行う。
一方、秋に漁獲されるノルウェーサバは日本で流通するサバの約半数を占める。2021年からは鮮度を保ったまま冷凍せずに輸送する「サバヌーヴォー」が登場し、今年で5年目を迎える。当日は会場ではすしや炭火焼きにして無料配布し、行列ができるなど盛況だった。
各店が趣向を凝らした限定メニューも提供する。無料配布する料理は数量限定で、各日、なくなり次第終了。期間中の提供数は、サバヌーヴォー炭火焼き=2000食、サバヌーヴォーすし=1200食、ノルウェーサーモンBBQ=800食、ノルウェーサーモンすし=1000食を予定している。
このほか、サーモンタコスやサーモンステーキ、サーモンラーメン、北欧の伝統料理ホットスモークサンドなどサーモンを使った多彩な料理も提供する。
開催時間は11時~20時。入場無料。今月21日まで。