開業まで5カ月に迫った東京スカイツリーで12月23日・24日と大みそかにライトアップが行われる。
ライトアップされたスカイツリーの姿が夜空に浮かび上がるのは、高さが634メートルに達してからは初めて。今回点灯されるのはタワーに設置されるLED照明器具1995台のうち、高さ125メートル以上にある白色照明720台。高さ495メートル付近のゲイン塔部分も含まれている。
スカイツリーの照明器具はパナソニック電工が開発。オールLEDで省エネ効果と耐久性が期待でき、多彩なライティングを演出することが可能。来年5月の開業後は淡いブルーの「粋」と江戸紫の「雅(みやび)」の2種類のパターンでライトアップすることが決まっている。
スカイツリー真下の北十間川沿いに昨年夏にオープンした「Cafe&Bar SORA,TOKYO」(墨田区業平1)岩岡恭輔店長は「ずっと工事の様子を見守ってきたので、ついにライトアップの日を迎えられて胸がいっぱい。タワーに近すぎて、足元から文字通り見上げるような店だが、クリスマスイブのパーティーも大みそかのカウントダウンも、きっと昨年以上に盛り上がるはず」と期待を寄せる。
23日・24日の点灯時間は17時30分~22時。31日は21時から元旦の1時までを予定する。