来年5月に開業する東京スカイツリーが、クリスマスイブを前にした23日夜、特別ライトアップされた。高さ125メートル以上にあるLEDの白色照明を17時30分から点灯させ、冬の夜空にその姿を浮かび上がらせた。
この日は約1,500メートル離れたJR錦糸町駅北口周辺でも、携帯のカメラを手にスカイツリーを撮影しようとする人々が街中の至る所に見られた。
同駅に隣接する「東武ホテルレバント東京」(墨田区錦糸1)最上階(24階)には今年の10月に改装を終えたばかりの「スカイツリービュー レストラン&バー 簾(れん)」(TEL 03-5611-5591)があり、17時30分から21時30分までのディナー・タイムは、東京スカイツリーを眺める絶好のポイントとなる。特に北側の窓に沿うように設置された「スカイツリービューシート」22席の人気が高く、「ライトアップに合わせて、そこから先に予約で埋まっていった」という。
スタッフの村田有子さんは「南側の窓に面したバーラウンジ席からは東京湾や東京タワー、都心部の夜景を一望できるが、最近は東京スカイツリーが見える席を、と指定する方が多い」と話す。
今回のライトアップは24日17時30分~22時と、31日21時~元旦の1時にも行う。