「墨田区ふるさと納税限定 墨田区内で使える共通お食事券」が11月14日、墨田区のふるさと納税の返礼品に加わった。運営は一般社団法人「てんてん」(墨田区緑4)。
「てんてん」は区内の飲食店が加盟する団体。これまで「すみだの花見酒」やインバウンド向け飲食店マップを制作するなど、地域と飲食店をつなぐ活動を行ってきた。今回は墨田区の個人経営飲食店を応援する返礼品を企画した。
対象店舗は割烹やカフェ、焼き肉店など幅広く、チェーン店を除く個人経営店が基本。錦糸町や押上を中心とした74店舗が参加している。寄付金額(4万7,000円~)に応じて1万円~3万円分の食事券が返礼され、利用期間は6カ月。寄付は「楽天ふるさと納税」など7サイトで受け付ける。
企画実現には、地域創生を支援するレッドホースコーポレーション(横網1)が全面協力した。「観光地だけではない墨田区の魅力を発信したい」との思いから、地元密着の飲食店と連携し、初の地域限定食事券の形にまとめた。
同法人代表理事の井上佳洋さんは「ふるさと納税を通じて墨田区の飲食店や地域の魅力を広く知ってもらえることをうれしく思う。この取り組みが地域活性化の一助となれば」と期待を込める。