
民生委員・児童委員の活動を紹介するPRイベントが5月12日、墨田区役所1階リバーサイドホールのアトリウムで開催された。地域の見守り役として活動する民生委員・児童委員。全国的に担い手不足が課題となる中、活動の意義を広く伝えようと企画された。
当日は、委員たちが自ら出演する寸劇を披露し、来場者に向けて活動の内容や重要性を伝えた。寸劇には「一日民生委員」として山本亨区長も登場し、場を盛り上げた。
イベントでは、区内の保育園児たちがステージに登場し、合唱を披露。その後、手作りの折り紙の花を委員たちに贈り、感謝の気持ちを伝えた。客席からは温かな拍手が送られていた。
1階アトリウムには、民生委員・児童委員の役割や活動内容を紹介するパネル展示も実施。折り鶴アートやシールアンケート、チラシ配布なども行われ、地域住民との接点づくりを意識した構成となった。
担当者は「子どもたちと委員が交わることで、次の世代にも活動の大切さが伝われば」と話す。