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すみだ水族館のアオウミガメを小笠原の海へ放流 新たに2匹のお披露目も

放流されたアオウミガメのロック(画像提供=すみだ水族館)

放流されたアオウミガメのロック(画像提供=すみだ水族館)

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 すみだ水族館(墨田区押上1)で育てられたアオウミガメ「ハート」と「ロック」が9月9日、生まれ故郷の小笠原の海に放流された。

放流された小笠原の海

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 放流の様子は同日9時45分から公式ユーチューブでライブ中継され、100人以上が見守った。2匹は2024年8月に小笠原で誕生し、同年9月から同館5階「オガサワラベース」で飼育展示されてきた。体長7センチほどだった個体は1年で19センチに成長。来館者の人気を集めてきた。

 同館広報の山口亜矢子さんは「ハートはマイペースで水槽の底に休む姿がよく見られ、ロックは好奇心旺盛で魚を追いかけるなど活発な性格」と話す。

 この日はハート、ロックの順で放流され、砂浜からまっすぐ海に向かって歩き、海に入ると力強く泳ぎ出した。

 ライブ配信では「気をつけて大きくなってね」「毎年見守っているが、放流の時は寂しい」などのコメントも寄せられた。海中を泳ぐ姿は後日、同館のユーチューブや「オガサワラベース」で公開する。

 放流と入れ替わりで、今年生まれた新たなアオウミガメ2匹が同館に到着。9月13日には「お披露目イベント」が行われ、初めて水槽に入る様子や計測、飼育スタッフによる保全活動の解説、小笠原小学校5年生が考案した名前の発表を行う。開催時間は9時10分~35分。

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