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墨田区内で「スミファ」今年も ものづくり52社が参加、ワークショップも

過去の開催の様子(写真提供=すみだノート)

過去の開催の様子(写真提供=すみだノート)

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 ものづくりの現場を一般公開するイベント「スミファ2025(すみだファクトリーめぐり)」が11月14日~16日、墨田区内各所で開かれる。

11月14日~16日に開催されるスミファ2025

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 区内の町工場の魅力を広く発信することを目的に2012年に始まった同イベント。金属加工や印刷、革製品、ガラスなど、さまざまな分野の企業が参加し、今年は過去最多となる52社が参加する。

 参加企業の一部では、工場見学や製作体験、オリジナル商品の販売を行う。真鍮アクセサリー製作体験を行う「東京金属工業」(京島)や、紙製品の加工現場を公開する「丸庄」(文花)、ガラス工芸の実演を行う「すみだガラス館」(東駒形)、革小物づくりの「セーラー革工房」(立花)、印刷加工の「中村活版印刷所」(亀沢)、メッキ技術を紹介する「小林鍍金工業所」(八広)などが来場者を迎える。オリジナル家具製作の「Mokuhon」(向島)、布バッグ製作の「キュアテックス」(石原)、金属プレス加工の「マツダ製作所」(墨田)、照明メーカー「アトリエテンマ」(両国)なども参加する。

 期間中は、職人との交流や子ども向けワークショップも行われる。実際の加工技術を体験できるプログラムのほか、地域クリエーターによるマーケット販売も予定されている。来場者は自由に町工場をめぐりながら、ものづくりの魅力に触れることができる。

 スミファ実行委員会の担当者は「スミファは、地域の技術を見て、知って、買ってもらうための場。毎年リピーターや学生の参加も増えており、町工場の新しい可能性を感じている」と話す。

 開催時間は10時~17時。参加無料(一部有料プログラムあり)。

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