タウンミーティング「つながってみよう はじめてみよう 一歩のきっかけ それぞれの関わりが、すみだの風景をつくる」が12月19日、墨田区役所で行われる。
墨田区のタウンミーティングは山本亨区長が就任した2015(平成27)年度から毎年3回ほどの頻度で開いている。これまでは地域の企業や大学、NPOが企画運営を担ってきたが、過去の参加者から「自分たちも企画運営にチャレンジしたい」という声が上がり、今回は公募で集まった区民7人による企画運営委員会が主体となる。
委員会は9月から計5回開き、6回目は本番前のリハーサルとして実施する。区からは「すみだの地域力」という大まかなテーマが与えられていたが、タイトルや内容、当日の進行まで全て委員たちの協議で決めた。来場者に「あなたが考える多様なつながり・関わり」の写真を持参してもらう取り組みや、委員が考えた「一歩」を表現したショート動画の制作・公開など、新たな取り組みも盛り込んだ。
委員の一人、山口亮さんは「地域力を高めるには多様な人と出会い、地域の課題を知ることが不可欠。議論を重ねてたどり着いたテーマを参加者と一緒に深め、前向きな提案として区長に届けたい」と意気込みを見せる。
墨田区地域力支援部の石川拓磨さんは「区民が企画段階から参加し、行政と協力して場をつくることで、区民視点のタウンミーティングが推進される。幅広い世代がつながりを広げることで、すみだの地域力向上を期待している」と話す。
開催時間は18時30分~20時30分。参加無料。定員は30人。申し込み締め切りは12月9日。申し込みは公式サイトで受け付ける。