墨田区観光協会内「すみだフィルムコミッション」は現在、10月11日より始まる「第5回 まち映像プロデューサー講座」の参加者を募集している。
同フィルムコミッションは、東京スカイツリーの開業で注目を集める同区の歴史や文化、地理的資源を活用してロケの誘致を行い、地域の消費需要やその後の観光誘致などにつなげることを目的として昨年7月に設立。今夏フジテレビで放送された、東村アキコさんの人気漫画を原作とするドラマ「主に泣いてます」では撮影支援を行うとともに、ホームページで「ロケ地巡りコースマップ」などを公開し話題を集めた。
カリキュラムは全6回。内容は、第1回(10月11日)=「映像運用について、序破急モデルについて」、第2回(同25日)=「絵コンテの作成、取材方法について」、第3回(11月8日)=「映像制作ソフト学習、写真撮影方法について」、第4回(同22日)=「映像シナリオの作成」。以上は講義と実習で、第5回(12月6日)で「映像編集」の実習などを経て、第6回(2013年2月8日)で成果発表会を予定している。
これまでに多くのグローバルメディアプロデューサーを育てた実績があり、東日本大震災後は復興支援メディア隊による現地映像のアーカイブ化、メディアサポーターの育成などの活動に取り組んでいる映像制作プロデューサーの榎田竜路さんが講師を務める。
応募資格は18歳以上の区内在住・在勤者。映像を使ったまちづくりに興味があり、全6回の全てに参加できることが条件で、デジカメとノートパソコンなどが必要。受講料は3万円。
申し込み方法などは同協会のホームページで確認できる。