墨田区在住勤クリエーターのネットワーク、「すみだクリエイターズクラブ(すみだクリクラ)」(墨田区吾妻橋1)は1月22日から、東京スカイツリータウン・ソラマチ5階「産業観光プラザ すみだ まち処」(押上1)で企画展を開催する。
同クラブは「クリエーティブも地産地消」を掲げ、2013年墨田区在住、在勤を中心とするネットワークとして生まれた。これまでに地域のプロモーションに関わる制作物を数多く手掛けている団体だ。
「地域のクリエーター集団が大先輩『葛飾北斎』にささげる」をテーマに、「拝啓、北斎先輩。」と題した同展。墨田区に生まれた北斎は、90年にも及ぶ長い生涯のうち、90回以上も引っ越しをしたといわれるが、そのほとんどを「すみだ」で過ごしたといい、今年11月に「すみだ北斎美術館』(亀沢2)の開館も控えることから、企画した。「すみだのクリエーターの先輩にあたる北斎が残した、ものづくりへの情熱が今も僕らの中に燃え続けているとの思いを込めて、オマージュ作品を制作し北斎にささげたい」(参加クリエーター)と意気込む。
北斎漫画に吹き出しを付ける来場者参加型の展示をはじめ、ライブイベント「北斎ヨガ 変顔で福来る」や「もののけ ライブペインティング」など、世代を超え地域を超え北斎の世界を体感できるイベントになる予定だ。
開催時間は10時~19時。入場無料。2月3日まで。