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すみだ水族館で「大納涼会」-復刻屋台「東京金魚」お披露目も

「すみだ水族館」と「すみだクリエイターズクラブ」のコラボによる「東京金魚」プロジェクトが復刻した下町風の金魚屋台。

「すみだ水族館」と「すみだクリエイターズクラブ」のコラボによる「東京金魚」プロジェクトが復刻した下町風の金魚屋台。

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 東京スカイツリータウン「すみだ水族館」(墨田区押上1)で8月25日、「大納涼会」が開かれ、墨田区に関わりのある300人ほどが参加してにぎわいを見せた。

「東京金魚」プロジェクトの実施メンバー

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 区内に在住・在職するクリエーターによるネットワーク「すみだクリエイターズクラブ」が企画した同イベント。同館副支配人の山内将生さんが「地域に愛される水族館を目指して、地元の人ともっと仲良くしたい」という思いで同クラブを訪ねたことがきっかけになったという。

 「せっかくの機会なので、墨田を愛する人たちが集まり、魚やペンギンに囲まれて交流を楽しむ特別な夜にしたいと思った」と同クラブのメンバーで担当者の三井千賀子さん。フェイスブックのイベントページで参加者を募ったところ、定員に達したという。

 当日は、同館と同クラブのコラボレーションで発足した「東京金魚」プロジェクトが紹介され、「かつて金魚売りに使われていたリヤカーを土台に、近隣の町工場や古民家の古材を使ってレトロモダンに復刻した」下町風の金魚屋台がお披露目された。

 同屋台では、ずんぐりとした体や伸長した尾びれが特徴の「琉金(りゅうきん)」や、赤・白・黒などのまだら模様が特徴的な「朱文金(しゅぶんきん)」、頭部のこぶが発達した体形の「東錦(あずまにしき)」などを展示し、販売はしない。一部の水槽ではエアポンプなどを使わず、小さな生態系を形成して自然の力で飼育する実験も行っている。

 現在は5階・特設展示スペースで展示中(終了日未定)。既に銀座で開催された「ゆかたで銀ぶら」をはじめ、「すみだ錦糸町江戸マルシェ」や渋谷ロフトなどで出張展示を行って話題を呼んでおり、秋からも都内のあちこちに出没する予定だという。

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