すみだ北斎美術館(墨田区亀沢2)で2月17日、花柳貴彦さんによるトークと日本舞踊「花柳貴彦の世界・トーク」が開催される。
東駒形でアート教室を開いているアート石井が、一般に花柳流の舞踊を鑑賞してほしいと企画した。
花柳流日本舞踊二代目、花柳壽楽さんを祖父に持つ花柳さんの初舞台は5歳。その後、研さんを重ね、2004年、明治座アカデミーの日本舞踊講師に就任。翌年には花柳流専門部に合格、師範に。
墨田区の人に花柳さんの演舞を見てほしいという主催者と、日本舞踊になじみのない人々に自由に見てほしいという花柳さんの思いが重なり、この日、無料で演舞を行うことになった。
過去、本所地域プラザホールのこけら落とし公演でも、長唄、島の千歳、大和楽、お祭を舞っている花柳さんは「墨田区を代表する美術館で清元・青海波を演じる予定。多くの人に見てほしい」と来場を呼び掛ける。
同館MARUGEN100講座室で11時開演。鑑賞無料。