向島エリアを中心とした墨田区北部で現在、「39アートin 向島 2018」が開催されている。
2018参加企画 NEWLDによるカセットテープで音源リリース企画
毎年3月9日をアートの記念日にしようという「サンキューアートの日」に地域参加している「39アート in 向島」。2010年に初めて開催して以来、今回で9回目。向島でさまざまなアートを発信している。
今年も、ワークショップやまち歩き、パフォーマンスやライブ演奏など、さまざまなジャンル・手法のアート企画を1カ月で39プログラム展開。週末は1日最大22プログラムを実施する。
一例として、靴をテーマに活動する靴郎堂・佐藤いちろうさんが、靴の形のテントを作って春のピクニックを開く「シュー・ピクニック/現代美術製作所」は3月24日11時~14時、てらしま広場(東向島1)で、同日15時~16時に隅田川河畔で行う。そのほか、元京島に残る戦前の長屋の一角について考えるワークショップ、空間全体を使った壁画の展示など。エリア内のカフェでは「39」にちなんだサービスを提供する店も。
「近年、若い芸術家やデザイナーなど、クリエーターが集まる注目の下町、向島エリアの今を、ぜひ見てほしい。期間中、何度も通うことで墨田区向島の多様な活動を実感できるはず」と実行委員の一人は話す。
開催中の土曜・日曜には案内所を設け、来場者をサポートする。場所は、東武曳舟駅(東向島2)、京成曳舟駅西口(京島1)、カフェパザパ(八広5)、油田カフェ(八広3)、EngawaSumida(向島4)の5カ所(カフェパザパと油田カフェは土曜のみ)。
3月31日まで。