東向島珈琲店(墨田区東向島1)で4月20日から、墨田のローカルな仕事情報を配信するウェブメディア「すみだの仕事」と九州の筑後地方のものづくりを発信するアンテナショップ「うなぎの寝床」がコラボレーションして、「もんぺ」の展示販売会が開催される。
期間中、墨田区内の町工場やデザイナーのコラボレーションによるオリジナル「もんぺ」を限定販売するほか、墨田と八女の仕事を紹介する写真を展示する。
オリジナルもんぺは2種類を開発した。一つは、国内唯一、墨田区でしかできない染めの技法「東炊き染(あずまだきぞめ)」を施した、川合染工場(向島4)とのコラボ。もう一つは、墨田区にゆかりのあるブランド「retela(リテラ)」(台東区)とのコラボ。「retela」はインドのブロックプリント生地の製造過程で廃棄される布を回収し、リユースするエシカルブランドだ。
企画した長谷川さんは「働く人の作業着でもあるもんぺ、その製作風景、それを着用し働く人々を捉えた写真の展示を通じ、墨田区と筑後地方の仕事や働く人たちを知ってもらえるきっかけになれば」と期待を込める。墨田区内の、さまざまな職業に就く30人にもんぺを着用してもらい働く姿を撮り下ろした写真を展示し、「すみだともんぺ展」として「すみだの仕事」の SNSでも発信していく。
同店の営業時間は8時30分~20時。入場は無料だが、要1ドリンクオーダー。5月7日まで。