台湾在住の日本人女性が教える料理イベント「電鍋を使った料理レッスン」が8月26日、錦糸町のホットケーキカフェ「ねこづき」(墨田区太平3、TEL 03-6456-1392)で行われる。
講師の石田香織さんは台北在住で、電鍋料理レッスンを日本人観光客や現地の台湾人に提供している。今回のイベントは、ねこづき店主の大竹元樹(げんき)さんが7月に始めたコラボイベント「台湾グルメ旅」の第2弾。初回イベント主催者の縁で、日本に一時帰国する石田さんの特別料理レッスンが実現した。
石田さんは「料理は日本で病院の栄養士をしていた時に調理師免許を取るくらい好きだったので、台湾に住み始めてからもいろいろな先生に台湾料理、中華料理、韓国料理、タイ、ベトナム料理、インド料理などなどを習っていた。そうした情報をSNSで発信していたところ、友人や当時経営していた居酒屋のお客さまから『日本語で受けられるレッスンをやってほしい』という声が届くようになり、2014(平成26)年、観光客向けにプライベートレッスンを不定期で始めたのがきっかけ」と話す。
「電鍋の料理教室は『電鍋ってこんなことができて、便利でおいしくできる』と話していたら、『電鍋を買ったは良いけど使い方が分からない』『蒸すしかしてない、他の料理も作れるの?』などの日本人の声が多数寄せられた。『そんなにニーズがあるのなら、せっかく台湾にいるのだし、どうせなら電鍋に特化した料理教室をしよう』と思ったタイミングでコロナ禍になり、2021年には居酒屋も閉店。『だったらこれを専業にしよう』と始めたことが続いている」と話す。
レッスンでは、電鍋の使い方レクチャーを行い、日本で手に入る材料で「牛肉麺」「酸菜」「涼拌菜」「芋圓」などの台湾料理を作る。
石田さんは「電鍋メーカーの大同日本から公認を頂き、台湾の方にもオンラインでも教えるようになった。電鍋の魅力は食材によって水量を変えるだけで、炊く、蒸す、煮込む、温めることができること。電鍋を使うことで料理の幅が広がるので、興味のある方は参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は10時~14時。参加費は8,000円。申し込みはチラシ画像に掲載のメールアドレスへ。