「世界のビール博物館 東京スカイツリータウン・ソラマチ店」（墨田区押上1）が大規模改修を終え、3月6日、リニューアルオープンする。

「ビール博物館」がリニューアル

　世界のクラフトビールと料理を提供するビアレストランとして2012（平成24）年、スカイツリー開業と同時に開業した同店。開業以来初となる約1カ月半の大規模改装を終えた。

　今回のリニューアルでたる生ビールを注ぐタップが、改装前の3倍超の100タップとなり国内最大級の規模に。ドイツ、アメリカ、チェコ、ベルギー、イギリスなどからの直輸入のビールが充実している。日本のビールも20種類を超え、世界各国の100タップたる生ビールを楽しめるビアレストランに生まれ変わった。同時に物販コーナーを改修して、本格的なウイスキーが楽しめるバーカウンターも併設した。

　店長の築地七海さんは「ビールのお薦めはベルギーのストラフェトラペル。かんきつ系の香りとオレンジの皮のような渋みが調和した香り高いビール。ビールのバリエーションの豊富さを楽しめる。お薦め料理はボーン・インリブステーキ。700度の高温オーブンで焼き上げた店の看板メニューなので、ぜひ味わっていただければ」と話す。

　築地さんは「これまで2割を占める外国人を含め、観光で訪れたお客さまがほとんどだった。これからは地元・墨田区の方にも世界のビールを味わっていただける取り組みにも力を入れていきたい。100種類のビールの中には、フルーティーでビールが苦手な方でも飲みやすいものも数多く取りそろえているので、家族や友人同士で気軽に利用いただければ」と来店を呼びかける。

　営業時間は11時～23時。年中無休。