
子どもたちの視点で地域の魅力を発信する「すみだ子どもPR大使」8期生10人の任命式が4月26日、墨田区役所で行われた。
「すみだ子どもPR大使」は、区内在住の小学3~5年生が対象。子どもならではの感性や視点を通じて「すみだの魅力」を発信し、地域への愛着を育むことを目的に、2017(平成29)年度に始まった取り組みで、任期は2年間。今年で8期目を迎える。
式典では、山本亨区長が「先輩の大使たちは卒業後もさまざまな場で活躍している。皆さんも先輩のように成長し、PR大使として頑張ってほしい」と激励の言葉を贈り、子どもたち一人一人に任命証を授与。記念撮影も行った。
当日は任命式に先立ち、7期生・8期生合同の「伝える力をみがくワークショップ」も開講。講師に劇団シアターキューブリック主宰の奥山静さんを迎え、拍手を使ったアイスブレークやポーズを取り合うアクティビティーを通じて、緊張をほぐしながらコミュニケーションを深めた。
ワークショップ終盤には、子どもたちが山本区長と一緒に「好きなもの・嫌いなもの」をテーマに自己紹介。1分間という限られた時間の中で、好きなことや苦手なことを元気いっぱいに表現する姿が見られた。
8期生は今後、7期生とともに区のイベントなどに参加し、すみだの魅力発信に取り組んでいく。