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スカイツリーで「ドローンファイト大会」 親子連れなど20人が競技楽しむ

イベントの参加者

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 手のひらサイズのトイドローンを使った競技の普及を目指すイベント「ドローンファイト東京スカイツリー大会」が11月24日、東京スカイツリーイーストタワー(墨田区押上1)の会議室で行われ、親子連れや初心者を含む20人が参加した。主催は日本ドローンファイト協会と明治安田生命。

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 健康促進と地域活性化を目的に企画された同イベント。同協会アンバサダーで、墨田区や浅草でドローンの普及活動を行っている橋本ピッツァさんが企画し、明治安田生命が会場提供など協力する形で実現した。

 ドローンファイトは日本発祥のアナログeスポーツで、狭い室内空間でも手軽に楽しめることが特徴。4メートル×3メートルのスペースとペットボトルがあればプレー環境を整えられる。競技内容は、トイドローンで風船を割る得点を競うもので、免許や資格は不要。初心者や小さな子どもでも安心して操作でき、家族での参加も可能。

 当日は、事前の説明や体験を通じてスムーズに操作を覚え、初心者も競技に挑戦した。親子で参加した高校生は「学校で橋本さんが教えているのをきっかけに参加した。親子で参加できたことや、初めての協力プレーが楽しかった」と話していた。

 主催の明治安田生命上野支社スカイツリー前営業所の矢田竜也所長は「墨田区で開催された『まちゼミ』を通じて橋本さんと出会い、ドローン競技の可能性に共感した。当社は保険商品の提供だけでなく、地域の健康促進イベントも積極的に支援しており、今回もその一環として協力した。今後も機会があれば開催したい」と話す。

 当日は、健康測定会や体験プログラムなどの地域支援活動も組み合わせて行った。矢田さんは「親子連れに楽しんでもらえるようなイベントを通じて、健康意識を向上させるきっかけを作りたい」とも。

 橋本さんは「今回のスカイツリーでの開催は、地域との連携という新たな挑戦だった。ドローン競技を通して地域のコミュニティー形成が進むことを期待している。今後も地域と連携しながらドローン競技を広めていきたい」と意気込む。

 午後には公式オンライン大会「ピッツァカップ」が開催され、遠隔地の参加者ともリアルタイムで交流が生まれるなど、会場内外でのつながりも生まれた。

 橋本さんは「ドローンファイトは世代や身体的な壁を越えて楽しめるツールであることを実感した。来年2月の世界大会も開催する予定。さらにドローン競技を広めていきたい。ドローン競技を中学校・高校のICT教育や企業研修に取り入れることを目指して、さらに普及を進めていければ」と力を込める。

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