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江戸東京博物館で「全部見せます北斎冨嶽三十六景」-開館20周年で

「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」(1831~33年) 江戸東京博物館所蔵

「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」(1831~33年) 江戸東京博物館所蔵

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 江戸東京博物館(墨田区横網1、TEL 03-3626-9974)常設展示室で3月15日、特集展「全部見せます北斎冨嶽三十六景」が始まった。

1階展示室では「2013年NHK大河ドラマ特別展 八重の桜」を開催中

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 同館が3月28日に開館20周年を迎えることを記念するもので、本所割下かいわい(現・亀沢付近)に生まれ90年に及ぶ生涯のほとんどを墨田区内で過ごした地域の偉人、葛飾北斎の代表作である「冨嶽三十六景」シリーズ全46点を一堂に展示する。「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」などの有名作品から、普段あまり目にする機会のない作品まで全点を所蔵する博物館・美術館が少ないうえに、同館でも2006年以来の貴重な機会という。

 併せて、同シリーズを理解する手掛かりとなる最新の研究成果などをパネルで展示。晩年の北斎の画室を再現した模型も設置して、その人物像に迫る。3月22日・29日には16時から担当学芸員による展示解説を予定(30分程度)。

 開館時間は9時30分~17時30分(土曜は19時30分まで)。常設展観覧料は、一般=600円、大学生・専門学校生=480円、中学生(都外)と高校生、65歳以上=300円。中学生(都内在学または在住)と小学生以下は無料。今月31日まで。28日は開館記念日で常設展示室の入場が無料になる。

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