
墨田区が「リコリス・リコイル」のキャラクターを描いたデザインマンホールを3月26日、作中にも登場する錦糸公園の北側(墨田区太平4)に設置する。
「リコリス・リコイル」は、犯罪を未然に防ぐ秘密組織のエージェントで「リコリス」と呼ばれる少女たちの活躍を描く、2022年7月に放送されたテレビアニメ。
歴代最強のリコリスと称される錦木千束(にしきぎちさと)と、優秀ながら訳ありの井ノ上たきな(いのうえたきな)が働く喫茶「リコリコ」での日々を描いた作品で、錦糸公園、本所警察署(作品内では押上警察)、押上駅(同北押上駅)、スカイツリー(同旧電波塔)、水族館、隅田公園など、墨田区内のスポットが作品内に多く登場する。
今回のデザインマンホールには、2人のキャラクターが描かれ、アニメの世界観を再現したデザインになっている。
設置を記念し、墨田区役所1階では3月26日から6月1日まで、パネル展示も実施する。展示では、作品内で描かれた墨田区の風景や、デザインマンホールの詳細などを紹介する。
区内ではこれまで、3種類のデザインマンホールが設置されており、今回の設置で4種類目となる。デザインマンホールは、地域の特色や文化を反映し、観光資源や街の魅力向上を目的として日本各地で設置が進められている。墨田区でも今後、まち歩きを楽しめる機会を増やしていく方針という。
区の担当者は「作品に登場する墨田の街を巡りながら、マンホールを見つけて楽しんでほしい。今後もさまざまな取り組みを通じて、多くの方に墨田区を訪れてもらい、街の魅力を発信していきたい」と話す。
展示は、開庁時間(平日8時30分~17時15分)内であれば自由に観覧できる。