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すみだの多国籍料理店が「豊洲パエリア」初出場へ スペインへの切符に意気込み

「豊洲パエリア」(昨年の様子)

「豊洲パエリア」(昨年の様子)

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 錦糸町南口にある多国籍料理店「バル ポルティーニョ」(墨田区江東橋4、TEL 03-3846-0432)が5月16日、豊洲公園で開かれる国際パエリアコンクールの日本予選「豊洲パエリア」に初出場する。

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 今年9月にスペイン・バレンシア県で行われる同コンクール本選出場への切符を懸けた日本予選は今年で2回目。今回は全国から集まった20チームで争われ、上位3チームが本選に駒を進める。主催は日本パエリア協会(江東区門前仲町1)。

 「バル ポルティーニョ」はスペイン料理を中心にアルゼンチン料理なども出す多国籍料理の専門店。帆足マネジャー「踊りのタンゴ好きが高じて、タンゴがある国の料理なら何でも作るようになった」と話す。

 「当店のお勧め料理にパエリアがあるが、1か月ほど前に発祥の地バレンシア地方のパエリア『パエージャ バレンシアナ』を知った。レシピの違いに驚いたが、日本にパエリアの協会があり、国際大会もあると聞き、自分の店のパエリアを試したくなった」と話す。

 2014年に発足した同協会の事務局長を務める栗原靖武さんは、2011年度の国際パエリアコンクール世界部門で第1位に輝いた実績を持つ。「本場のパエリアをもっと日本人に知ってもらいたい一心で協会を立ち上げた」と栗原さん。

 帆足マネジャーは「(出場は)初めてのことなのでどうなるかわからないが、これまでスペイン料理を続けてきた意地もある。狙うは優勝」と意気込む。

 「豊洲パエリア」当日は、会場に2メートルのパエリア鍋を用意し、1500人分の「巨大パエリア」を作って販売する。(中学生以上300円、小学生以下200円)ほか、「イベリコ豚の鉄板焼き」(600円)や「エビのアヒージョ」(500円)などを振る舞う屋台、フラメンコ演武、シェリー(ワイン)専門ソムリエの「ベネンシアドール」によるパフォーマンスなどを行う。

 開催時間は11時~18時。入場無料。

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