介護用品などで知られるメーカー「フットマーク」(墨田区緑2)が9月20日に発売した在宅介護ヘルパーのための新商品「パッとつけられる入浴介護エプロン」が話題を集めている。
同社は1946(昭和21)年、赤ちゃんのおむつカバーの製造業として墨田区内で創業し、1970年代から学校用水泳帽子の製造・販売事業に転換。1980年代には新しい分野としていち早く介護用品の開発を始め、老人ホームや病院、在宅向けに支援商品を展開。1984(昭和59)年には「介護」の言葉を商標登録した。
新商品は在宅介護の現場で働くヘルパー向けに実施したモニターアンケートを基に開発。「施設や病院向けに作られたこれまでの入浴介護用エプロンと違ってものものしさがなく、軽くて動きやすい。普段キッチンで使っている綿エプロンのような感覚で、パッと頭からかぶれて着用でき脱ぐのも簡単。防水だが介護される方にひんやり感を与えない生地で、見た目もカラフルで気分が明るくなる」と同社広報室の吉河祐子さん。18日~20日に東京ビックサイト(江東区)で開かれた「第40回 国際福祉機器展」でも披露し、好評を得たという。
色はバナナとピーチで、サイズはM-LとL-LLの2種類。価格は3,900円。ネット販売も行っている。