水泳帽、スクール水着のメーカー「フットマーク」(墨田区緑2)が4月17日、大人の女性のためのスクール水着を発売した。
三瓶芳社長のあいさつの後、各担当者が昭和、平成の女子スクール水着の歴史を紹介。素材は丈夫さが重要だった時代からフィット感を重視する現代へと移行した過程やデザインの変遷などを資料を交えて説明。会場には歴代の女子スクール水着を身に着けたマネキンが並んだ。
後半は、大人の女性のためのスクール水着「OTONA NO SKU-SUI」を発表。プールや海に自主的に行くようなアクティブではない20~30代女性がターゲットで、「露出が少ない」「派手ではなく上品なセパレートタイプ」のデザインを採用したという。
特にデザインは、気になる部分をカバーできるよう、おなか回りはフレアにした。キュロット型パンツは太ももの露出をカバーし、お尻から太ももにかけて分かりにくいシルエットになっている。セパレートなので、着替えやすいのも特徴。
サイズはS~6Lの8サイズ展開。ネットショップ担当の鈴木幸子さんは「現在、20~30代の水泳人口が減少傾向にある。今回発売した水着は、友達や子どもの付き合いで水着を着なければならないシチュエーションに活躍する大人の女性のための水着。体型を気にせずに身に着け、泳ぐことを楽しんでほしい」と話す。
4月17日、ネット販売開始(5月10日以降発送開始予定)。