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両国起点にウオーキングイベント 隅田川テラスやスカイツリー巡る

ゴール地点の両国国技館で撮影する参加者

ゴール地点の両国国技館で撮影する参加者

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 映画の撮影舞台となった隅田川テラスや東京スカイツリーなどを巡るウオーキングイベント「朝ガツ隅田川スカイツリーウオーキング墨田編」が9月16日、両国を起点に行われた。

隅田川で齋藤さんの説明を聞く参加者

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 同イベントは、ウェブマーケティング会社「イーナチュラル」(中央区)社長でトレイルランナーの齋藤伸也さんが、「経営者やビジネスパーソンの運動習慣化のきっかけにしてほしい」と始めた朝活トレーニング「朝からガッツリトレーニング(以下、朝ガツ)」のスピンアウト企画。齋藤さんがガイド役を務め、8人が参加した。

 当日は7時15分に両国駅を出発。駅周辺にある相撲力士の像を見学後、東京水辺ライン両国発着場付近から隅田川に出て川沿いを歩いた。齋藤さんは「隅田川には多くの橋が架かっている。今日のコースでは蔵前橋・厩橋・駒形橋・吾妻橋の順に通っていく。下から見上げる橋の形状なども特徴があって面白いので注目してほしい」と紹介。厩橋と駒形橋付近にある隅田川緑道公園の水路ではヤドカリやカニの姿が見られた。

 吾妻橋付近ではアサヒビール本社のオブジェや生誕200年を迎えた勝海舟の像などを見学。周辺が、上映中の映画「こんにちは、母さん」撮影の舞台になったことも説明した。

 例祭が行われている牛嶋神社参拝後、向島の街並みを抜けて東京スカイツリーへ。「墨田区は平坦な土地が多く階段が少ないが、スカイツリーは5階の展望デッキまで階段で上がれるので、トレーニングの場として絶好」と齋藤さん。参加者一行も階段で5階まで上り、展望デッキから真上に見える迫力あるスカイツリーを見上げた。

 その後、大横川親水公園では、朝ガツの体験会が行われ、坂道ランやスクワットとバックランジなど高強度運動を繰り返すタバタトレーニングを組み合わせた「短時間高負荷トレーニング」に挑戦した。

 両国方面に戻る道中の横網町公園付近では牛嶋神社祭礼の牛車と遭遇、墨田区の祭りの雰囲気も楽しんだ一行は、ゴールの両国国技館に到着してイベントは終了した。

 参加者からは「いつも行っているところなのに、スカイツリーがベストショットで見られるところがあってびっくり」「初対面の方ばかりだったのに、細やかな配慮で自然と話ができて安心だった」などの声が聞かれた。

 齋藤さんは「日頃行っている街巡りの楽しみを、参加者の皆さんと共有できて良かった。別のコースやウオーキング・ジョギングなど、さまざまな形で広げていきたい」と話す。

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