「子ども第三の居場所」をテーマに、学校とも家庭とも違う、子どもたちのための新たな居場所を目指す「ラーニングラボすみだ」(墨田区文花1)が4月3日、墨田区文花に開所した。運営はNPO法人「キッズドア」(中央区)。
同施設は全国で225拠点目となり、墨田区、日本財団との三者協定の下で運営。老舗建具店だった古民家を改築した同施設。3月27日~29日に行ったプレオープンには多くの子どもたちが訪れた。子どもの利用は全て無料。
同NPO理事長の渡邊由美子さんは「私たちは2007(平成19)年に活動を始め、2009(平成21)年の法人格取得以来、低所得・不登校・外国籍などさまざまな問題を抱える子どもたちを支援してきた。今回の墨田区の拠点に関しても、多くの方から多大な支援を頂いているほか、ボランティアを希望する声もたくさん頂いている。地域みんなで協力して『こどもまんなか すみだ』を実現していけたら」と協力を呼びかける。
運営は水・金・土曜の14時~20時。6月からは中高生も対象に。