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すみだ北斎美術館で「北斎と楽しむ江戸の芸能」 北斎の知られざる一面

北斎美術館3階のホワイエに展示されたARフォトスポット

北斎美術館3階のホワイエに展示されたARフォトスポット

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 すみだ北斎美術館(墨田区亀沢2)で企画展「歌舞音曲鑑 北斎と楽しむ江戸の芸能」が3月19日から始まった。

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 今回は「江戸の芸能」をモチーフとした作品を前期・後期合わせて約125点を展示。「北斎が役者絵を描いていた頃」「北斎と江戸の芸能」「踊りさまざま」の3章で構成する。 3階ホワイエ会場では、北斎が描いた「悪玉おどり」がARで出現するほか、フォトスポットも用意。

 企画展の見どころについて、学芸員の根岸美佳さんは「北斎が役者絵を描いていたのは、デビュー初期の頃だけで、それ以降作品は残っていないと言われてきた。しかし、芝居が好きだったことを感じさせるエピソードや、関りがあったことを示す作品も今回多く展示している。代表作「冨嶽三十六気」のイメージが強い北斎の、知られていない側面に触れられる内容になっているので、ぜひ多くの人に訪れていただけたら」と呼びかける。

 開館時間は9時30分~17時30分。観覧料は、一般=1,000円、高校生・大学生・65歳以上=700円、中学生=300円、小学生以下無料。月曜休館。前期=4月21日まで、後期=5月26日まで。

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