整体サロン「mio(みお)」(墨田区太平3)の2号店が6月1日、錦糸4丁目にオープンする。
同サロンは、理学療法士として病院やクリニックなどで経験を積んだ村越澪希さんが運営する整体サロン。利用者一人一人の生活背景や体の状態に合わせた施術やセルフケア指導を行い、「人を整え人生を創る」を理念に掲げる。
村越さんは2号店開設について、「1人で整体院を運営する中で限界も感じていたが、理学療法士という仕事をもっと幅広く社会に役立てたいという思いがあった」と振り返る。理学療法士は病気やけがなどで身体機能が低下した人の回復や日常生活を支援する医療系国家資格。村越さんは「筋肉が硬いからほぐすということではなく、その人が本来持つ機能や生活を取り戻すことを大切にしている」と話す。
施術では来店時の悩みだけでなく、その先にどうなりたいかという未来も重視するという。「最初に悩みを共有し、その先の未来を共有することを大切にしている。整体を通してその人の人生に寄り添いたい。これが私たちの思い」と村越さん。
2号店の店長を務める赤塚光(ひかる)さんは、4年前に訪問看護の現場で村越さんと出会った。リハビリ部門の主任を務めた経験を持ち、1年前に同サロンへ加わった。
村越さんは「1号店を始めた頃から、同じ思いを持つ仲間たちが成長できる場所をつくりたいと思っていた。赤塚さんはその思いを共有する同志」と話す。「2号店を任せられることを感慨深く感じている」とも。
赤塚さんは「初めてお会いした時に大切にしているのは、悩みを共有し、その先の未来を共有すること」と話す。「医療現場では病気やけがを治すことが目的になりやすいが、整体はその人の思いをかなえる場所。例えば腰痛があったとしても、大切なのは痛みそのものではなく、その痛みによって何ができなくなっているか。痛みによって人生の価値が下がってしまうことが問題だと思う」と続ける。その上で、「私たちは痛みを取るだけではなく、その人がなりたい姿をかなえるためのお手伝いをしたい。その人本来の価値を高めることが役割だと考えている」と話す。
店内には「人を整え人生を創る」と書かれた理念を掲げるほか、「整体の目的」や「治る・卒業の定義」なども掲示。同サロンでは利用者自身が体の状態を理解し、自ら健康を維持できる状態を目指しているという。
現在は3人体制で運営しており、今後さらにスタッフを迎える予定。村越さんは「この輪をさらに広げ、多くの人の人生に寄り添える場所を増やしていきたい」と意欲を見せる。赤塚さんは「地域の皆さんの思いに寄り添い、一人一人が本当にやりたいことを実現できるようサポートしていきたい」と話す。
営業時間は9時~23時。