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言問橋~吾妻橋間で「隅田川レガッタ」-58チームが参加

レースは4チームずつ行われ、2回の合計タイムで争う。(写真はレースを終えて戻るところ)

レースは4チームずつ行われ、2回の合計タイムで争う。(写真はレースを終えて戻るところ)

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 言問橋~吾妻橋間で8月12日、「第32回隅田川レガッタ」が開催された。主催は東京都ボート協会。国民の水資源への関心を高めることを目的とした「水の週間」中央イベントの一つ。

レースごとに貼り出される、競漕記録に見入る選手たち

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 隅田川は1883(明治16)年に日本初のレガッタとなる「海軍端舟競漕(きょうそう)大会」が開催された歴史ある場所。昭和30年代までは「早慶レガッタ」などの学生ボート競技の中心地として知られていたが、水質の悪化などにより一時期は会場としての役割を失っていた。その後、官民の取り組みで水質が向上し、1978(昭和53)年に「早慶レガッタ」が復活。1981(昭和56)年に「第1回ウォーターフェア隅田川レガッタ」が開催され、今回の大会が32回目となった。

 当日は、8人の漕(こ)ぎ手から成る「エイト」に加え、4人で漕ぐ「ナックルフォア」の中学生男女や一般男女、区市町村対抗、教室対抗別まで全7種目で、58チームが500メートルのタイムを競い合った。レースは10時から4チームずつ行われ、2回の合計タイムで争うが、チームの平均年齢からハンディタイムを算出して最終的に順位を決定した。

 チームの控室である墨田区役所では15時から地元中学校の吹奏楽部による「水のコンサート in 隅田川」も開かれ、16時からの閉会式および表彰式でも同楽団の演奏が選手の健闘をたたえた。

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