香取神社境内の香梅園で「梅まつり」-特製クッキーとあんパンの販売も

開園時間は10時~14時30分。

開園時間は10時~14時30分。

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 東武亀戸線小村井駅に程近い香取神社(墨田区文花2)境内の「香梅園」で現在、恒例の「梅まつり」が行われている。

香取神社境内の様子

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 同園は江戸時代末期に同神社近くにあった「小村井梅屋敷」がモデル。安藤広重の「絵本江戸土産」にも描かれ、園内には富士山を模した築山や茶屋、池などが作られ、歴代将軍も訪れる名所だったが、1910(明治43)年の大洪水で被害を受け廃園になってしまったという。

 1994年に同神社の松原康行宮司が氏子の協力を得て、境内に85種120本の梅の木を植え「香梅園」と名付けて開園した。梅の木は高さが抑えられ、香りも一緒に楽しめるのが特徴。珍種も多く名札で種類を確かめることもできる。毎年訪れているという墨田区の竹村祐子さんは「広くはないが、たくさんの種類が集められていて壮観。人の目線に近いところに花があるのもいい。まだ蕾(つぼみ)が多いので、また何度も見に来るつもり」と話す。

 期間中の土日は境内で、大峰製菓(文花5)の「紅梅クッキー」やかめぱん(文花2)の「小村井あんぱん」を特別販売。購入客に配布される「香梅園」特製ステッカーも人気を呼んでいる。

 3月3日まで。

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