錦糸町のホテルで葛飾北斎の作品をパネル展示 美術館開業を前に

天保初年頃に描かれた「牡丹(ぼたん)に胡蝶(こちょう)」(墨田区指定文化財)

天保初年頃に描かれた「牡丹(ぼたん)に胡蝶(こちょう)」(墨田区指定文化財)

  • 0

  •  

 錦糸町駅北口にある東武ホテルレバント東京(墨田区錦糸1、TEL03-5611-5511)2Fロビーで現在、葛飾北斎の浮世絵作品パネルを展示している。

[広告]

 葛飾北斎の作品を収蔵、展示する「すみだ北斎美術館」(墨田区亀沢2)が2016年秋に開業することを受け、同ホテルが企画したもの。

 葛飾北斎は1760年(宝暦10年)に現在の墨田区亀沢付近である本所割下水(わりげすい)で誕生したとされ、その89年の生涯のほとんどを墨田区で過ごしたと言われている。

 同ホテルでは、この世界的に有名な葛飾北斎を、多くの人々の目に触れてほしいと、パネルを区から借りて展示。毎月15日前後から1カ月間、月替わりで7~8枚の展示する予定。

 レプリカながら、「冨嶽三十六景」や「諸国滝廻り」などの北斎の代表作を、美術館が開業する前に目にすることができる。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース