墨田区は12月19日~23日、すみだリバーサイドホール(吾妻橋1)などを会場に食育事業の一環として、「親子で食育キャンペーン」を開催している。
期間中、2階「茶屋cafeあづま」で名物メニュー「隅田川ちゃんこ風カレー(すみちゃんカレー)」を特別価格で提供するほか、地元のさまざまな食育活動団体と協働して、調理実習や体験学習、ワークショップ、講演会などを行う。
6月の食育イベントにも出展し、飼育スタッフが区内の幼稚園児向けにカメやクラゲを見せながら、海の生き物の食事を中心に生態について説明し人気を集めた「すみだ水族館」(押上1)は今回も参加。20日に2階イベントホールで行われた「いのちをいただき いのちを生かす」をテーマにしたパネルディスカッションに同展示企画担当部長・中坪俊之さんがパネラーとして出演し、漁の過程で無駄になってしまう魚を食材として生かそうと試みている高知県室戸市の水産事業者・蜂谷潤さんや、その活動の協力者で、区内でパン店を経営する「亀屋」店主の佐伯伸郎さんとディスカッションを繰り広げた。
同館は23日11時~15時30分、「すみだ食育ランド~親子でたのしく遊ぶ!学ぶ!」(入場無料)で体験コーナー「海のなかまたちのごはんは?」を実施。人気のミズクラゲを展示し、飼育スタッフが質問に答える。12時~12時30分と14時~14時30分には解説プログラム「ミズクラゲのゴハン」も予定。定員は各回20人。事前申し込み不要。