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両国で向井山朋子さんトーク&演奏会-写真とファッションから見る「東京」テーマに

アムステルダム在住の「ピアニスト・美術家」向井山朋子さん。(C)takashi kawashima

アムステルダム在住の「ピアニスト・美術家」向井山朋子さん。(C)takashi kawashima

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 「両国門天ホール」(墨田区両国1、TEL.03-6666-9491)で3月15日、アムステルダム在住のピアニストで美術家の向井山朋子さんによるトーク&コンサート「東京を視(み)る、写真とファッション」が開催される。

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 1991年の国際ガウデアムス演奏家コンクール優勝後、オランダの名門オーケストラであるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団などと共演を果たした向井山さんは、お茶を飲んだり話したりしながらピアノを弾く「リビングルーム」など、従来の演奏形式にとらわれない新しい形のステージを積極的に展開。著名な振付師のイリ・キリアンとのコラボレーションのほか、舞台芸術やインスタレーションなど美術の領域にも進出して、自らを「ピアニスト・美術家」と呼び、ジャンルを横断する作品を発表して国際的な注目を集めている。

 今月の7日・8日には「アサヒアートスクエア」(吾妻橋1)で、オランダ人の現代音楽作家シミオン・テン・ホルトの代表作である、複数のピアノのための「カント・オスティナート(4台ピアノ版)」を、3人のピアニストと日本初演。会場をパリ生まれの照明デザイナー、ジャン・カルマンさんと共同で空間演出し、話題を呼んだばかり。

 当日はピアノ演奏のほか、写真家の佐内正史さんとスタイリストの伊賀大介を交えてのトークも企画。3者それぞれの立場から「東京」と「写真」や「ファッション」についてとりあげる予定。向井山さんは「2人とも一筋縄ではいかない個性派で、その仕事からはほかの人にはないインパクトを感じる。私がオランダ在住で、佐内さんは静岡市出身、伊賀さんは西新宿生まれと、それぞればらばらで年齢もずれており、きっと面白い話ができるはず」と来場を呼び掛ける。

 15時開演。料金は、前売り=一般2,500 円、学生2,000円 (1ドリンク付き)。当日=各500 円増し。

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