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フィンランドのこわもてバンド、吾妻橋で公演-浅草に特設カフェも

「アラマーイルマン・ヴァサラット」のフロントマン、スタクラさん

「アラマーイルマン・ヴァサラット」のフロントマン、スタクラさん

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 スーパードライホール4階「アサヒ・アートスクエア」(墨田区吾妻橋1)で4月6日・7日、フィンランドのバンド「アラマーイルマン・ヴァサラット」が公演を行う。

バンドのメンバーと一緒に隅田川クルーズなどのイベントも

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 同バンドは1997年に首都ヘルシンキで結成。特大サクソホン「チューバックス」担当のフロントマン、スタクラさんを中心に、2台のチェロ、トランペット、キーボード、ドラムなどで構成。伝統的な民族音楽をベースに、プログレッシブロックやジャズの要素を採り入れたユニークなサウンドのインストゥルメンタル曲を展開し、ヨーロッパを中心に人気を集めている。来日は今回が5回目。

 主催するTHE MUSIC PLANT代表・野崎洋子さんは「メンバーは真っ黒な衣装でこわもてぞろい。全員が大真面目に演奏しているのに、どこか芝居がかっていてユーモラスですらある。サーカス的愉快さと哀愁が共存し、エンターテインメントの精神にあふれていながらも非常にシニカル」とバンドの魅力を語る。

 公演に合わせて5日~7日の3日間、浅草のライオンビル(台東区)に「ヴァサラット・カフェ」を限定オープン。バンドの公式ドリンク「緑の触覚(Green Tentacle)」や、京都のフィンランドパン専門店「キートス」特製のパイやパン、クッキーなどの特別メニューを提供。「世界一まずいキャンディー」と言われる「サルミアッキ」3種の試食会も行う。店内ではバンドのポートレートやライブの様子、フィンランドの風景など撮影した写真展や、雑貨・グルメ・絵本・CDなどをそろえた「北欧マルシェ」も開く。

 併せて、同国を代表するアキ・カウリスマキ監督の初期作品「パラダイスの夕暮れ」の特別上映会やフィンランド大使館の協力による教育や「イクメン」をテーマにした各種レクチャー、バンドのメンバーによる料理教室や隅田川クルーズなども予定。参加はホームページの専用フォームで受け付けている。

 開演は両日とも18時。前売りは6,000円(当日精算)。

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