焼き菓子専門店「mogu mogu oven」（東京都墨田区錦糸1）が3月6日、オープンした。

　同店は洋菓子の人気店「Dessert lab」が手掛ける新ブランド。築80年の古民家を改装した店舗でクッキーやマドレーヌなど焼き菓子約30種類を提供する。

　オーナーの岡田麻衣子さんは「『Dessert lab』では、フルーツサンドやパフェなどを提供してきた。一部提供していた焼き菓子が好調だったので、店舗の内外装を全面的に新装して1階部分を焼き菓子専門店『mogu mogu oven』としてオープンした」と話す。

　店舗は以前、外から見えなかった店内を見えるようにしたほか、窓枠を青から茶色に変更するなど、これまで取り込めていなかった顧客層への訴求も目指す。

　商品開発については「パティシエの青木大さんとアイデアを出し合って進めている。非日常の満足度とワクワク感を提供するのがこのお店のコンセプト。人気の商品があっても、偏らないように心がけている。猫をテーマにした商品が多いのも特徴」と岡田さん。

　猫をテーマにした商品では、いろんな種類のクッキーを詰め合わせた「ねこねこクッキー缶」（3,300円）や「にゃーこちゃんのたからばこ」（1,600円）、「にゃーこちゃんとホネのクッキー」（300円）などを販売しているほか、同店の花やグリーンを管理している「花屋shida」とコラボしたミニスワッグ（350円）も用意している。

　岡田さんは「大正家具など古いものが好きで、この店舗のインテリアにも取り入れている。2階のカフェでは、古民家と大正家具ならではの温もりを感じる空間で食事やスイーツを楽しめる。これからもさまざまなワクワクを感じていただける商品を開発していくので、多くの人に楽しんでいただけたら」と話す。

　営業時間は10時～16時30分。カフェスペースは11時30分～15時（土日祝は11時30分～15時30分）。不定休。