アマチュアボクシング日本一を決める「第95回全日本ボクシング選手権大会2025」が11月25日~30日、錦糸公園内のひがしんアリーナ(墨田区錦糸4)で開かれる。全国からトップ選手が集まり、6日間にわたって熱戦を繰り広げる。主催は日本ボクシング連盟。
ひがしんアリーナで開催される「全日本ボクシング選手権」(過去開催の様子)
同大会はアマチュアボクシングの国内最高峰の大会として知られ、「東京2020オリンピック・パラリンピック」でボクシング競技が区内で行われたことをきっかけに、墨田区が継続して取り組むレガシー事業の一環。
大会の歴史は古く、1926(大正15)年に開催された「第1回全日本アマチュア拳闘選手権大会」が起源。2013(平成25)年には名称を「全日本ボクシング選手権大会」に変更し、2020年からは全日本女子ボクシング選手権大会との共催となり、墨田区総合体育館で開催するようになった。
男女各10階級でトーナメント戦を行い、優勝者にはアジア競技大会代表選考に進むチャンスも与えられる。大会初日の13時30分から開会式を行う。29日に各階級の準決勝を、30日に決勝を、それぞれ行う。最終日には決勝戦後に閉会セレモニーを予定しており、閉会式では山本亨墨田区長が「墨田区長賞」を贈る。
期間中、区では「東京2020大会」のレガシーとして発足したすみだスポーツボランティアや、錦糸町で活動する区内団体を大会ボランティアとして派遣。試合後の選手からのグローブ回収、メダルセレモニーや関係者受付などの大会運営をサポートする。
開催時間は、25日=13時30分~18時、26日~28日=11時~18時、29日=10時~18時、30日=10時~17時。入場無料。