東武鉄道が近畿日本鉄道(近鉄)との営業連携の一環として展開する「近鉄標準色風ラッピング電車」の運行が4月20日、東武スカイツリーラインなどで始まった。
当日は夕刻に館林~浅草間を運行。曳舟駅やとうきょうスカイツリー駅では、カメラを手に撮影する鉄道ファンの姿が多く見られた。
両社の利用促進やブランド発信を狙ったコラボ施策で、東武10030型車両に近鉄の一般車両で親しまれてきた配色を再現。マルーンレッドとシルキーホワイトのツートンカラーをまとい、近鉄標準色をイメージした外観に仕上げた。
ラッピングを施したのは11267編成の2両。浅草~東武動物公園間のスカイツリーラインをはじめ、伊勢崎線(東武動物公園~館林間)や日光線(同~南栗橋間)で運行する。
近鉄標準色は、長年にわたり同社の一般車両に採用されてきた塗装で、落ち着いた赤と白の組み合わせが特徴。対象の11267編成は1996年デビューで、東武で初めてシングルアームパンタグラフを採用した車両としても知られる。
今回の取り組みに先行し、近鉄線内では1月から東武8000系をイメージしたラッピング車両を運行しており、双方でデザインを交換する形となった。両社の特急車両をモチーフにした関連グッズも展開している。