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千葉大墨田キャンパスで「なつのあそび大学」 小学生議員が国を運営

こどもの国議員の(左から)おっくーさん、あさがわさん、ゆかりご飯さん

こどもの国議員の(左から)おっくーさん、あさがわさん、ゆかりご飯さん

 子どもたちが自ら国を運営し、経済や政治、ものづくりを体験するイベント「なつのあそび大学」が8月23日、千葉大学墨田サテライトキャンパス(墨田区文花1)で始まった。主催はNPO法人「あそび研究会」。

「こどもの国」議員のゆかりご飯さんが書いたホワイトボード。検討事項がぎっしりと書き込まれていた

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 23日のこども議員候補者会議、24日のこども起業家の起業準備日を経て、25日に「こどもの国」が開国した。今年は小学4年〜6年の、あさがわさん、おっくーさん、ガイさん、ももこさん、ゆかりご飯さんの5人が議員となり、国を運営する。

 議員室のホワイトボードには検討事項がぎっしりと書き込まれていた。議員たちは「国民たちが満足できるような生活ができるよう、いっぱい話し合っている。国民に楽しいと思ってもらえるようにしたい」と意気込む。

 今年は保険会社の協力で、国民満足度調査「子どもハッピーメーター」を実施する。最終日に向け、国民満足度を上げる施策の一つとして「謎解き」も計画している。

 会場では「国民」となった子どもたちが、国の通貨「キッズ」を受け取り、遊びや買い物を楽しむ。木材や布などを使って商品を手作りし、売買する姿も見られた。公共事業として、自ら掃除を請け負う子どももいる。

 ものづくりに使うのは、墨田区内の町工場から提供された端材「すみだから(墨田の宝)」。布や革、金属、紙など多彩な素材から、子どもたちが自由に作品や遊びを生み出す。素材は運営スタッフが整理し、子どもたちが手に取りやすいよう工夫している。

 運営を担う「Seki Design Lab」の關真由美さんは「活動のきっかけの一つは、墨田区の町工場の人から教わった伊レッジョ・エミリア市の取り組み。企業の余剰物や廃材を回収し、美しく整理して子どもたちに提供する活動」と話す。「今年も子どもの熱量をすごく感じる。子どもが主体となってやりたいことのできる場、自由に遊べる場を作りたい」とも。

 同じく運営を担う一般社団法人「SSK」代表理事の須藤昌俊さんは「大人が意味付けや期待をすることなく、子どもたちが自由に遊べる、自由にやりたいことをやってもらえるよう設計している」と話す。

 8月28日まで。定員に達しているため、申し込み受け付けは既に終了している。