2027年3月の墨田区制80周年に向け、地域のキーパーソンへのインタビューを書籍にまとめる企画を、すみだ経済新聞を運営するシャノワ(墨田区江東橋4)が始動した。
同紙の連載「すみだ活性化のキーパーソンが語る墨田と私」を基に、追加取材と再編集を行い、約20人の歩みと言葉を一冊にまとめる。書籍の仮題は「人がつなぐ、墨田の80年とその先」。産業、文化、スポーツ、教育、地域活動など、さまざまな分野で墨田を支えてきた人々の経験や地域への思いを、次の世代に伝えることを目指す。
連載では、同社社外取締役の長尾円さんらが聞き手を務め、山本亨墨田区長をはじめ、企業経営者や地域団体の代表らに、自身の歩みや墨田との関わり、地域の未来について聞いてきた。書籍では、これまでの記事に加え、人生や事業の転機、その時々の葛藤や決断、周囲の人々との関係、次の世代に託したいことなどを掘り下げる。
企画・制作にはシャノワのほか、ぬっく(両国4)、印刷を担うエースプリント(太平2)、出版プロデュースを担うラリーバード(江東区)など、墨田区を中心とした墨東地域の企業が参加する。編集はシャノワ出版編集部が担当する。
制作資金は、地域企業・団体からの協賛やクラウドファンディングなどを組み合わせて確保する計画。クラウドファンディングはMEGAホン(港区)と連携して準備を進める。出版記念イベントも企画し、本に収めた言葉を通じて、地域で活動する人々と次代を担う人々が交流する機会につなげる。
宮脇恒編集長は「墨田のまちを支えてきた人たちが、何を考え、どんな決断を重ねてきたのか。その言葉には、これから地域で何かを始める人にとってのヒントがある。一人一人の経験や思いを、墨田の財産として次の世代に手渡したい」と話す。
2027年3月の墨田区制80周年に合わせて発行する予定。書籍の詳細は今後公式LINEやSNSで情報発信していく。