墨田区・千葉大学による第21回区民向け公開講座「健康チェックで夏を元気にむかえよう。」が5月2日、千葉大学墨田サテライトキャンパス(墨田区文花1)で行われた。
同講座は、健康診断結果の見方や生活習慣病予防への理解を深めてもらおうと開催し、墨田区民など100人以上が参加した。
当日は、千葉大学医学部附属病院検査部長の松下一之教授、順天堂大学薬学部の田部陽子教授、日本健康倶楽部和田山診療所長の山口宏茂医師の3人が登壇し、それぞれの専門分野から健康維持について解説した。
がん研究を専門とする松下教授は「ほとんどのがんは、食事や喫煙、運動不足など環境要因の影響が大きい。定期的な検査による早期発見が重要」と話し、健康診断の受診を呼びかけた。
田部教授は、心臓や全身の血管に負担をかけるメタボリックシンドロームについて説明。「墨田区は都内でもメタボリックシンドロームの割合が高い地域」と指摘し、食生活や運動習慣の見直しの必要性を訴えた。
山口医師は「大阪の下町でもメタボリックシンドロームが多く見られ、炭水化物中心の食生活や野菜不足が原因と考えられている。墨田区も同じ傾向があるかもしれない」と補足した。
講座の最後には、松下教授が健康相談会の開催を案内した。
健康相談会は5月24日13時~15時30分、同会場で開催。相談無料。予約不要。