ハンドボール男子リーグHの「ジークスター東京」が4月25日、ひがしんアリーナ(墨田区錦糸4)で「琉球コラソン」と対戦し、38-32で勝利した。
すでにレギュラーシーズン上位4チーム(14チーム中)入りを確定させ、プレーオフ進出を決めているジークスター東京。前半序盤はリードを許したが、橋本明雄選手や泉本心選手らの得点で追いつき逆転。その後は主導権を握り続け、19勝目を挙げた。
後半途中からの出場ながらも「守備で自分の持ち味は出せた」と振り返った高橋颯汰選手(撮影=大塚淳史)
この試合に特別な思いで臨んだのが東江雄斗選手。対戦相手の黒島宣昭監督は、東江選手の母校・沖縄の興南高校時代の恩師にあたる。黒島監督は今季から琉球コラソンの監督に就任した。
東江選手は昨年11月のアウェー戦を負傷で欠場しており、「今回は絶対に出たかった」と意気込んで臨んだ。試合では攻撃の司令塔としてパスを供給し、自らも2得点を挙げる活躍を見せた。
東江選手は「僕のハンドボール人生の中でも誇りに思える瞬間。この日が待ち遠しかったし、試合していてもとても楽しかった。試合前には『あまりいじめるなよ』と冗談を言われたが、全力で戦った」と笑顔で振り返る。
後半途中から出場した高橋颯汰選手は「守備で自分の持ち味を出せた」と話し、チーム最多8得点を挙げた橋本選手も攻守で存在感を見せた。
プレーオフを控える中、東江選手は「日本選手権で準決勝の壁を越えられたのは成長だが、プレーオフは別物。まずは一戦一戦やるだけ」と冷静に語る。
レギュラーシーズンは残り3試合。次節は5月3日、アリーナ立川立飛でリーグ5連覇中の豊田合成ブルーファルコンズと対戦する。