企画展「すみだの石鹸・歯磨き~石鹸工場のあるまち~」が5月16日、すみだ郷土文化資料館で始まる。
日本の近代化に伴い、工業製品の国産化が進む中で発展してきた石鹸や歯磨きに焦点を当てる同展。墨田区域には1900年代初頭、多くの石鹸工場が建設され、現在も続く企業や、当時高い知名度を誇った企業が集積していた歴史がある。
会場では、「ミツワ石鹸」や「玉の肌石鹸」、資生堂のオリーブ石鹸などのパッケージのほか、1917(大正6)年の「ミツワ石鹸解説書」、戦後の工場資料などを展示。匂いや効能、デザインによる差別化が進んだ商品の変遷をたどる。
あわせて、1957(昭和32)年~1959(昭和34)年の工場ニュースや、解体後の工場跡地の写真なども紹介し、地域産業としての広がりと変化を伝える構成とする。
同館は「身近な生活用品を通して、100年以上にわたる墨田のものづくりの歴史を感じてほしい」と話す。
開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。月曜と第4火曜休館(祝日の場合は翌平日)。入館料は100円(中学生以下無料ほか