墨田区立第二寺島小学校(墨田区東向島4)で5月21日、地域団体と連携した「寺島なす」の苗植え出前授業が行われた。
墨田区の伝統野菜「寺島なす」を子どもたちに知ってもらい、地域への愛着や食への関心を深めてもらおうと毎年行っている同授業。同校では2年生を対象に苗植え体験を実施しており、今年はNPO法人「寺島・玉ノ井まちづくり協議会」が2年生78人に寺島なすの歴史や育て方を伝えた。
授業では、寺島なすが江戸東京野菜の一つで、江戸時代から寺島地域周辺で栽培されてきた伝統野菜であることや、地域住民らが種を守り続けてきた経緯などを紹介。児童たちは真剣な表情で耳を傾けた。
説明後は、児童たちが実際にプランターへ苗を植え付けた。苗の持ち方や植え方、水やりの方法などを学びながら、一人一人が丁寧に作業を進めた。児童からは「大きく育ってほしい」「収穫するのが楽しみ」などの声も聞かれた。
同NPO理事の皆川未来さんは「地域の伝統野菜を通して、子どもたちが地域に興味を持つきっかけになればうれしい。育てる体験を通して、人とのつながりや食の大切さも感じてもらえたら」と話す。