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古民家カフェ「フジサンデリ」、横川に移転 静岡三大グルメ中心に

東京スカイツリーの見える、春日通りと四ツ目通りの交差点近くにある新店舗

東京スカイツリーの見える、春日通りと四ツ目通りの交差点近くにある新店舗

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 押上にあった古民家カフェ「Fujisan Deli(フジサンデリ)が12月7日、横川3丁目に移転した。

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 同店は5年前、静岡県裾野出身の店主、勝又喜久男さんが、富士山の美しさを世に広めた葛飾北斎にゆかりのある墨田区で、富士山周辺グルメのアンテナショップとしてオープン。つなぎを使わない魚肉だけの富士山はんぺんや、裾野で造られた日本酒などをカフェスタイルで提供していた。

 同区内に「ほくさい美術館」が11月22日に開館したことと、前店の賃貸契約終了をきっかけに移転を決意した。

 規模は前店の倍近くあり、2階フロアもある。メニューには、静岡おでん、富士山はんぺん、富士宮焼きそばの静岡三大グルメをメインに、浜松餃子や御殿場で作られている御殿場ソーセージのほか、前店同様、裾野や浜松の日本酒を用意している。中でも浜松で作られることが定義の浜松餃子は東京初出店。毎日その日使う分のみが現地から届く。

「北斎と富士山の関係を、皆さん知っているようでつながりがあると考える方は少ない。世界的アーティスト、北斎の愛した富士山のグルメを、墨田区の方々に味わってほしい」と勝又さんは語る。今後、墨田区を拠点に、都内に同様の店を展開していく予定。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~23時。

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